20代という切り取った一時期だけを見下ろせば、男より女のほうが生きている、と感じること常である。
「必死」というのでもなく、「現実的」というのでもなく、うまく言葉にできぬ。だけど、目を開いて見てる、そういうかんじ、わかるだろうか。
昔、ある女に「女は授業中に居眠りするときも、頬や額に跡がつかないように気をつけて寝てる」ということを言われた。そのときは「悲しい生き物、、、なんだね、、、」と失笑を隠し、冷たい小さな手をとって二つ目の角を曲がったけれども、今にして思えば悲しいのは私のほうだった。ずっとずっと悲しい、小さな生き物でした。



その折は失礼いたしました。
いえいえ、こちらこそ(^^)