しょーもない話

会社で社長と軽い言い合いになって「おい、もう帰っていいよ」と言われたので、「承知いたしました」と言って帰ってきてやった。昨日の話。

きっかけはしょーもない話だ。私が作成したワードファイルをメールで添付して社長に送信した。なぜか、添付ファイルがついてない状態で向こうに届いたらしい。「添付忘れてる」という返信が来た。送信トレイを確認したが、確かに送ったメールにはついている。添付はワードファイル。よくある話だ。そこでもう一度「なにかの加減で添付が削除されたのかもしれません」と再送した。ところがそのメールにも添付が付いていなかったらしい。社長から電話。「おい、おまえ俺をからかってんの?」と怒声。

からかうわけがない。どこの世の中に社長をからかう従業員がいるだろうか。
さすがにそこまで個性的な人間ではない。私も大人だ。
久しぶりに、青ざめた。
「・・・すいません」精一杯抑えた声をそう答えれば、よかったのかもしれない(この場合「すいません」答えるのも、ぜんぜん違うと思うけど)。しかし、久しぶりに青い稲妻であるところの私は思わず「からかうわけ、ないでしょ」と強い調子で答えてしまったのだ。
・・・まぁなんというか、この件だけではないのだ鬱憤は。理解してほしい。
ところがさらに悪いことにこの言葉が、同じく熱くなった社長には「からかうわけ、ねーだろ」と聞こえてしまった!もしかするとそう言っちゃったかもしれないけど!

で、ひと悶着。帰れ、と言われた。承知いたしました、と電話口で言って、帰ってきた。
人生というものは、これはこれでなかなか手強いものである。私はときどき闘う相手を、間違える。
さて。