このiBookを買ったのは、去年の今頃かな。勢いで買った。Macを所有してしまった、というかんじだった。
iPodのためだけに起動させてたような時期もあったけど、この一年だいたいこのiBookだけで乗り切れた。
代替としては十分、だと思う。
Windowsユーザーの頃は、Macは憧れのマシンだった。昔から、わけもわからず強烈に憧れていたところがあった。僕がPCに興味を持ったの最初のきっかけが大学の同級生が所有していたMacだったから、というのもあるかもしれない。きれいに色分けされたフォルダとそこに収まる論文の原稿は、なんていうか、洗練された文化だった。
けど、実際購入して使ってみても、それほど強烈な文化に触れたかんじはない。もしかして当たり前すぎて(どっぷりハマりすぎて)、気がついていないのかもしれない。そうかな。少し違うと思う。
かつてはあったのかもしれない。でもコンピュータで一番時間をかけていることが(少なくとも僕にとっては)インターネットである事実が、Windowsだから、Macだから、という意味を薄めてしまったのだろう。
結局は、インターネット端末にしか、すぎないのだ。
それは残念な事なのかもしれないし、歓迎すべきことなのかもしれない。
またそれとは全く関係なく、ただ僕が年をとった、ということなのかもしれない。