「バルタザールの遍歴」佐藤亜紀
カスパール、メルヒオール、バルタザール。東方から来たりし三人のマギ。一つの肉体に宿りし二つの魂の遍歴を綴った第3回ファンタジーノベル大賞受賞作(ファンタジーなのかなぁ)。佐藤亜紀はすごい。とっても。で、ネットで聞きかじって名付けた本サイトのタイトルは正確には「軍人たるもの戦場においては花婿のごとく着飾らねばならない」であることが発覚。「花婿」…なのね。「花嫁」のほうがなんだかかっこいいけどね。かっこいいとかかっこわるいとか、そういう問題でもないけど。祖父の代のフランスの将軍の言葉とあるのでこの小説の時代背景が第二次世界大戦前夜であることを考えると一次大戦ということか。ナポレオンは関係ないな。花嫁のほうが絵的に素敵なのでこのままにしとこ。