いつも眠そうな顔をしてる。大学生のころアメリカにいたときも行く先々でさまざまな人種の人間にまるで挨拶のように「眠いの?」と尋ねられた経験から、世界的な基準(グローバルスタンダード)で眠そうな顔をしてるのだと思う。これは自負だ。説明するのもめんどくさいので、「眠いよ」と答えることにしている。僕が実はそれほど眠くないと知ったら人は不安になるだろう。それこそ、世界的な規模で不安になるだろう。いわば「世界が不安になる」と言ってもいいだろう。ところで、君が「世界」に対して憎しみを表明するのは私のあずかり知らぬことであるが、「世界」を「他人」と置き換えてみるとき、君がいかに矮小な存在であるか、思い知るだろう。
猛省するといい。